こんにちは、デザインやアートに情熱を注ぐ皆さん!
今回は、iPadの「Procreate」やiPhoneの「Procreate Pocket」を使って描いたオリジナルデザインをTシャツにプリントする方法をご紹介します。自分だけのユニークなデザインをリアルなTシャツにすることで、ファッションに個性をプラスしましょう。
Procreateでのデザイン作成
まずは、iPadのProcreateを使ってデザインを作成しましょう。Procreateは、豊富なブラシと直感的なインターフェースを備えており、クリエイティブなデザインを簡単に描ける素晴らしいツールです。
iPhoneをお持ちの方は、Procreate Pocketを使って、同様にデザインを行ってみましょう。

Procreateでデザインを作成する際、印刷に適した設定に変更することが重要です。設定を行わないと、印刷時にデザインがぼやけたり、色が正しく表現されない可能性があります。
以下の手順に従って、最適な設定を行い、デザインの準備を整えましょう。
キャンパスサイズと解像度の設定
- Procreateを開き、「+」ボタンをタップして新しいキャンバスを作成します。
- 表示されるメニューから「大きさ」の設定画面を開き、キャンパスサイズを設定します。
ここでは、実際にプリントする大きさ(例:A4サイズ 210mm x 297mm)を入力します。 - 次に、DPIの数値を300dpiに設定します。これは印刷に適した解像度で、細部まで鮮明にプリントされます。ここで設定を行わないと、解像度が低く、完成時に綺麗に印刷されない可能性があります。
カラープロファイルの設定
- 続いて、メニューから「カラープロファイル」の設定画面を開きましょう。
- CMYKの欄から印刷用に適したカラープロファイルを選択します。(特に指定がなければ一番上に表示されている「Generic CMYK Profile」を選択してください。)
RGBのままだと、印刷時に色が思った通りに再現されないことがあります。
誰でも簡単!データの書き出しを解説
次に、完成したデザインを高解像度の画像データとして書き出し、入稿する方法を説明します。
JPEGやPNG形式での書き出しが簡単なので、ぜひ試してみてください。
Procreateでの書き出し手順
- Procreateでデザインを描き終えたら、左上の「スパナ」アイコンをタップします。
- 「共有」をタップし、「JPEG」または「PNG」を選択します。最後にファイルの共有先を選択し、エクスポート完了です。
※「Procreate Pocket」も同様の書き出し方法を行なってください。
まとめ
この記事では、Procreateを使ったオリジナルTシャツデザインの方法を詳しく解説しました。
これらの手順を守ることで、失敗を防ぎ、満足のいくTシャツを作成することができます。
ぜひこの記事を参考に、あなたのオリジナルTシャツ作りに挑戦してみてください。世界に一つだけのオリジナルTシャツを完成させましょう。